ベンダー試験の試験対策

ORACLE MASTERに限らずベンダー試験は一定の特徴があります。それは「ストックされた問題の中から出題される」ということです。

 

情報処理技術者試験であれば有識者が最新の技術動向を踏まえつつ、過去の出題状況も考慮して、毎回問題を作成します。試験は”よく練られた良問”であることが重要です。よって受験者は幅広く深く勉強しなければ太刀打ちできません。

 

一方ベンダー試験は商売です。効率よく儲ける必要があります。ですから毎回問題を作るなんてことはせず、事前に大量の問題を作っておき(以降これを問題DBと呼びます)、試験の際には問題DBから試験プログラムが任意に選択したものを試験用PCに映し出す形で効率化を図っているわけです。

 

また資格の価値が下がらないように、合格者数も適度に押さえておく必要もあります。また同じ試験を一人が何回も受けてくれたほうが儲けられます。ですから、重箱の隅をつつくような難問もだされます(最近のORACLE試験はこの傾向が強まり、難化傾向が激しいです)実務でOracleを使いこなしている人でも、ちょっとテキストを勉強したくらいでは合格は難しいでしょう。

 

この対策は”とにかく沢山の問題にあたっておくこと”です。書籍やe-Learningで問題集を提供する企業は、この問題DBの問題を一生懸命収集しています。試験と同じ問題を問題集でだせれば、"的中率の高い問題集"として評価されるわけですから当然です。試験前に如何に沢山の問題に当たるか、これが試験対策のキモだと思っています。

 

実際私は沢山問題をこなして試験に挑みます。試験本番は勉強でみた問題に大量に出くわします。このお陰で幾度と無く合格を手にしています。

 

ORACLE MASTER試験は1試験2万円以上。無駄に落ちている余裕はありません。ならば試験前に問題集を奮発してでも、確実に合格したほうが、結果的には安上がりだと思います。よってこのサイトでは如何に沢山に問題に当たるかを中心に、勉強法を紹介いたします。